鈴木つな|ダンスパフォーマーDance performer

「ある日、桜の下で」

外出自粛の中で、桜は今年も美しく咲き乱れる。
今、何を感じているのかを確かめるために、残しておくために。
山梨の桜の下と、東京のスタジオをリモートでつなぎ、「いま」を確かめ合う試み。
テクノロジーというものに、感覚を支配されたくないと思いつつ、圧倒的な自然音の中で、小さな携帯電話から聞こえるかすかなガット弦の力強い音をとらえながら、温かくて柔らかい地面を感じる。 空からは、花の香りとミツバチの羽音が地球は人間のものではないことを知らせてくれる。
人間の活動の歩みを止めることは、地球を救うことにつながるのだろうか。

2020年4月3日
音 田嶋真佐雄