鈴木つな|ダンスパフォーマーDance performer

「夏至の日に寄せて」

太陽が私の頭の上、一番高いところを通過する日。 正午、その時に起こること、感じること、それは儀式となり儀式は生活につながる。
時間には、「その時」というものがある。そのために古今東西、暦を作ってきた。その時、その場所でなければ味わえないこと、感じられないことがある。
目には見えないが、空間や身体の中に確実に流れている何かを突き止めるために。
蓮池の水は冷たくなく、生温かくもなく、心地よい水温で私を迎えた。蓮の茎にたわわに含まれる空気の泡が歩を進めるたびに浮かんでは消えてゆく。
オフィーリアの流れた小川も、同じだったのではないだろうか。頬を伝う水と、頬をなでる風のやさしさに命を感じる。

2019年6月22日
音 NAO
「夏至の日に寄せて」